ゴルフのスコアメイクは、パター次第。
そう言われても「ドライバーの方が大事じゃない?」と思っていませんか?
実は、パターこそが上級者と初心者の“差を埋められる”唯一のショットなんです。
パターがスコアの約4割を占めている事実
スコアの中で最も打数が多いのはパター
18ホールのラウンドで、平均的なゴルファーは以下のような内訳になります:
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ドライバー:14回前後
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アイアンショット:30~40回
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パター:30~40回(場合によっては50回以上!)
つまり、「パターだけでスコアの40%を占めている」わけです。
どれだけナイスショットを連発しても、グリーン上で3パットを連発すればスコアは伸びません。
パターだけは“プロと同じプレー”ができる唯一のクラブ
飛距離が関係ない、それがパターの魅力
ドライバーやアイアンは、体格・筋力・スイングスピードで差が出ます。
しかしパターは…
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飛距離ではなく「精度」勝負
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小さな動きなので、再現性が高い
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技術よりも「感覚と集中力」で差が出る
つまり、プロとアマチュアの差が最も小さいのが「パッティング」なんです!
家でも練習できる!唯一のクラブがパター
練習環境を言い訳にできない
「今日は天気が悪いから…」
「打ちっぱなしまで遠くて…」
そんな言い訳が通じないのがパターです。
カーペットや市販のパターマットがあれば、自宅で何百球でも練習可能!
しかも、パターは練習量がそのまま結果に反映されやすいクラブです。
1日10分、1ヶ月続けるだけでも2パットが1パットになる確率がグンと上がります。
なぜみんな、パターの練習を軽視するのか?
ショット練習の方が「派手だから」
多くのゴルファーがこう思っています:
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「飛距離を伸ばしたい」
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「ドライバーのスライスを直したい」
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「アイアンをピンに絡めたい」
でも、冷静に考えてみてください。
300ヤード飛ばすドライバーのナイスショットと、1mのパター。スコア上は“どちらも1打”です。
にもかかわらず、パターの練習はおまけ程度…
「地味で楽しくない」「成果が見えづらい」
そんな理由で、軽視されがちなんです。
プロはパターをどう考えているか?
パターは“命”|プロの実感
ツアープロたちは口を揃えてこう言います:
「パターが入るかどうかで、その週の成績が決まる」
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松山英樹選手:調子が悪い時ほど「パターの感覚」を取り戻す練習を重視
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タイガー・ウッズ:試合前には数時間のパター練習を欠かさない
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国内女子プロでも、ラウンド後にパター練習を繰り返す選手が多数
パターは「ゴルフの心臓部」。
プロでさえ、そこに最も神経を使っているのです。
パター練習で“プロと同じスコア”も夢じゃない!
上級者と同じスコアゾーンに入れる可能性がある
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ショットの飛距離や安定感では、アマチュアはプロに敵いません
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しかし、パターだけは「努力と継続」で差が縮まる」
ある中級者の例:
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3パットを2パットに減らすだけで、18ホールでスコアが6打改善
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2パットを1パットに変えれば、10打近くスコアが縮まる可能性も!
パターの精度が上がるだけで、70台に手が届くゴルファーも少なくありません。
今日から始められる!自宅パター練習法3選
① 1メートルのストレート練習
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真っすぐ打ち出すことだけに集中
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ボールがカップ中心に向かっているかを確認
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視線の位置やフェースの向きにも注意
② 壁パター練習
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ボールを壁に当てて、まっすぐ戻ってくるかをチェック
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ストロークのズレがないか確認できる
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スペースがなくても実施可能!
③ メトロノーム練習
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スマホのアプリで「テンポ」を設定
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一定のリズムでバックスイング・フォローを繰り返す
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ストロークが滑らかになり、再現性UP!
毎日10分、この3つを取り入れるだけで、パターの精度は格段に変わります。
まとめ:あなたのスコアを変えるのは、パターです
ドライバーで300ヤード飛ばすよりも、
1mのパットを沈めることの方がスコアには直結します。
パターは唯一、プロと同じ条件で勝負できるクラブ。
だからこそ、もっと真剣に取り組む価値があります。
最後にひとこと
「パターは地味」ではなく「パターは賢い」
スコアを縮めたいなら、今日からパター練習を最優先にしてみませんか?
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