「飛ばしたい!」と力んでフルスイング…でも結果はミス連発。
実は、プロが多用する“ハーフショット”こそが、安定した飛距離と方向性のカギなんです。
今回はハーフショットの効果、メリット、オーバースイングとの違いまでを詳しく解説します!
ハーフショットとは?
ハーフショットとは、スイングの振り幅をフルショットの約5〜7割程度に抑えたスイングのこと。
具体的には:
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バックスイングが腰〜肩の高さくらいまで
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力感は6〜8割
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フィニッシュもコンパクトに
このコンパクトなスイングが、実はプロや上級者が信頼して使う“武器”なんです。
なぜオーバースイングは飛ばないのか?
1. スイング軌道が乱れやすい
フルスイングを超えてクラブが背中まで回り込むようなオーバースイングになると、
クラブの軌道が乱れ、インパクトの精度が低下します。
2. タイミングが取りづらい
大きなスイングは体と腕の動きのタイミングを合わせづらく、
結果としてフェースの向きや当たりどころが不安定になります。
3. 力みがミスを誘発する
「飛ばしたい!」という意識が強すぎると、
腕に力が入り、結果的にダフリやトップが増える原因に。
プロがハーフショットでも飛ばせる理由
コントロールされたスイングが最も効率的
プロのスイングは、パワーではなく効率性と再現性がカギ。
コンパクトなハーフショットでも「芯で正確に打てる」から、結果的に飛ぶのです。
ミート率が圧倒的に高い
飛距離の要素=【ミート率 × スイングスピード】。
ハーフショットでも芯で当たる確率が高ければ、フルスイングよりも飛ぶことも!
体幹主導でエネルギーを伝えている
プロは腕や手ではなく、体幹を中心に効率よくスイングしています。
ハーフショットでも最大限の力をボールに伝えているから、飛距離が落ちないのです。
ハーフショットのメリットとは?
1. 安定した方向性
振り幅が小さくなることで軌道ブレが少なくなり、方向性が格段に向上!
2. ミスショットの確率が減る
フルスイングに比べてスイングの乱れや力みが抑えられるため、
ミスショット(ダフリ・トップ・引っかけ・プッシュ)のリスクが減少。
3. 飛距離の階段が作りやすい
ハーフショットをベースに「このクラブで80ヤード」「この振り幅で60ヤード」など、自分の距離感マップが作りやすくなる!
4. 難しい状況で使いやすい
🌪 ラフ・風の強い日・前下がりなど、難しいライではハーフショットの方がミスが出にくい。プロもトラブル時に多用しています。
ハーフショットを習得する練習法
腰の高さ〜肩の高さで打つ練習
鏡や動画で自分のバックスイングが肩まで上がっていないか確認!
「9時〜3時」の振り幅を意識してみましょう。
目標距離を明確にして打つ
たとえば「52度ウェッジで70ヤードを打つ」と決めたら、
その距離にピタッと合わせる意識でスイング。
※ミスしても“距離感”を重視しましょう。
ハーフショット×クラブ別の距離メモを作る
自分のクラブごとに、ハーフショットでどれくらい飛ぶかを記録!
ラウンド時の番手選びがスムーズになります。
フルスイングよりも正確なハーフショットを武器に!
ゴルフは「飛ばしの競技」ではなく「スコアを競う競技」。
ゴルフ終わりや翌日に、スコアを聞かれることはあっても飛距離を聞かれることはありません。
どれだけ飛ぶかではなく、どれだけ正確に打てるかが重要です。
ハーフショットをマスターすれば…
✅ アプローチが寄る
✅ トラブル時のミスが減る
✅ スコアが安定する
まとめ:ハーフショット=勝てるゴルフへの第一歩
✨ 飛ばすよりも“確実に運ぶ”。
ハーフショットは、初心者でも今日から取り入れられるプロの技術です。
こんな方にこそおすすめ:
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フルスイングでミスが多い
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飛距離より方向性を重視したい
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自分の距離感を作りたい
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トラブルショットを減らしたい
飛ばす」より「運ぶ」。ハーフショットこそが、あなたのゴルフを一段上へ引き上げる鍵になります。
明日からの練習に“ハーフショット”を取り入れて、安定感のあるゴルフを一緒に目指しましょう!
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