「90は切れるけど、80台はなかなか出せない…」
そんな“中級者の壁”にぶつかっていませんか?
私自身、はじめてしばらくは90台をウロウロしていましたが、
あるポイントを意識するようになってから、安定して80台が出るようになりました。
そのカギこそが…
「ヘッドビハインドザボール」
この記事では、私が実際に経験した「90→80台」へのブレイクスルーと、
その中心にある“ヘッドビハインドザボール”について、わかりやすく解説していきます。
90から80台への壁は「わかっているつもり」だった
90台を抜け出せない理由
スコア90前後で伸び悩む人の多くは、
✔ 基本的な技術はそこそこできている
✔ スイングの形もそれなり
✔ 飛距離も足りている
…それなのに、なぜか80台に届かない。
私もまさにその状態でした。
「打てるはずなのにスコアが伸びない」
「内容は悪くないのに、なぜか90を切れない」
こんなモヤモヤした期間がしばらく続きました。
私の転機は「ヘッドビハインドザボール」だった
ヘッドビハインドザボールとは?
ゴルフにおける「ヘッドビハインドザボール」とは、
インパクト時に、クラブヘッドよりも頭(ヘッド)がボールの後方に残っている状態のことです。
✔ ボールを“押す”ように打てる
✔ 体重移動が正しくできる
✔ スピンが安定する
✔ 左へのミスが減る
この状態を作れるようになってから、
ショットの再現性と飛距離が一気に変わりました。
多くのアマチュアが「できているつもり」になっている
❌ よくある間違いパターン
「ヘッドビハインドザボール、やってるよ!」
という人に限って、スイングをチェックすると…
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実際にはインパクト時に頭が突っ込んで前に出ている
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体の回転に頭がつられてしまっている
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手打ちになり、体の軸がブレている
つまり、「やってるつもり」で実際にはできていない。
この“つもりスイング”を修正することが、80台への最短ルートでした。
ヘッドビハインドザボールを意識して得られた5つの変化
① ミート率が劇的に向上
ボールの手前を打つ“ダフリ”や、トップのミスが激減。
「インパクトが厚くなる」ことで、ショットの質が変わります。
② 飛距離が自然と伸びた
無理に振らなくても、芯をくったショットが増えるため、
力みが減り、結果的に飛距離アップにつながります。
③ 左への引っかけが減った
体の回転とクラブが同調し、フェースの向きが安定。
いわゆる“チーピン”や“プッシュアウト”も出にくくなります。
④ 体がブレず、スイングが美しくなった
見た目にも「軸のあるスイング」に変化。
ゴルフ仲間からも「安定してきたね」と言われるように。
⑤ スコアメイクが簡単になった
1打1打のリスクが減るため、大叩きのホールが激減。
トータルで見ると、10打以上スコアが良くなる実感がありました。
ヘッドビハインドザボールを身につける練習法
室内でもできる!壁ドリル
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頭が軽く壁に触れるようにアドレス
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壁から頭を離さずに、素振りを繰り返す
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インパクト〜フォローでも頭が“残っている”感覚を覚える
打ちっぱなしでの意識練習
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ボールの“右側”を意識してスイング
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左に突っ込まず、右脚にタメを感じながらダウンスイング
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ヘッドを“押し込む”イメージで打つ
特にアイアンでは“打ち込む”のではなく“乗せる”イメージを持つと◎
「なぜか80台が出ない」人に共通する落とし穴
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飛距離を求めて“突っ込むスイング”になる
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スコアを気にしすぎて“手打ち”になる
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動画を見すぎて頭でっかちになる
90台は“打てるけどスコアにならない”ゾーン。
だからこそ、「1つの軸」を信じることが重要。
その軸が私にとっては “ヘッドビハインドザボール” でした。
スイング改造に時間をかけるより“再現性”を
ゴルフは「感覚の再現」が命
どんなに良いスイングでも、毎回違うことをしていては意味がない。
繰り返せる動き=スコアに繋がる技術です。
そのために必要なのが「頭が残るスイング」。
体の回転・目線・重心・リズムすべてが安定します。
80台を目指すなら“インパクトの質”を高めろ!
フォームよりも、どこで当てているか?
スイング理論は無数にありますが、
共通しているのは「インパクトの形が大事」ということ。
つまり…
・体が突っ込まない
・ボールの後ろから押すように当てる
・体の正面でクラブを振る
この形こそ、まさにヘッドビハインドザボールです。
まとめ|80台への最短ルートは“正しいインパクト”
スコア90→80台に入るために、難しいことは必要ありません。
必要なのは…
・ 正しいインパクトの形(=ヘッドビハインドザボール)
・ シンプルな反復練習
・ 自分の中の「できてるつもり」を疑うこと
この3つです。
上級者に見える人たちも、実は“基本の積み重ね”でできています。
わたしがこの技術を身につけたように、誰でも再現できるものなんです。
まずは今日、鏡の前で「ヘッドがボールより前に出ていないか」チェックしてみてください。
それが、80台突入の第一歩になります!
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